耳の扁平上皮癌(犬)

14歳10ヶ月のパグの耳の腫瘍を切除しましたので紹介します。

1年ぐらい前から左耳介に出来物があったのですが、それが急激に大きくなったため切除を行いました。

元々慢性的な咳、短頭種気道症候群、高齢ということで麻酔のリスクがあり経過観察をしていましたが、

病変部が急激に大きくなってきたため手術を実施しました。

*赤枠の部分が腫瘍です。
 元々は耳介から発生した腫瘍でしたが、急激に大きくなり耳の穴も塞いでいる状態でした。
 これは手術当日の写真ですが、手術日を決めて実施するまでの2週間でさらに大きくなりました。
*腫瘍を切除した後の写真です。鉗子を入れている場所は耳の穴です。
*縫い終わったあとの写真です。耳の穴は塞がないでその周囲を縫っています。

腫瘍の検査結果は「扁平上皮癌」でした。

腫瘍は取れているもののマージン(距離)がしっかり確保されていないため放射線治療を推奨しましたが、オーナー様が現段階では希望されなかったため経過観察となりました。

*傷口も良くなってきて、毛も生えてきました。 

 術後も元気食欲はあり一般状態は良好です。

当院では腫瘍の治療を積極的に行っています。

なにかお困りのことがありましたら、是非相談してください。